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英検®4級・5級の合格は英語学習の大変よいスタートラインに立ったことの証明になります。レベルは中学初級程度とされており、初歩的な英語を理解することができ、それを使って表現することが求められます。
お子様が学習の楽しさと学習のメリットを理解し、モチベーションを維持しながら学習を続けることが大切です。
単語を覚えるためには、10分~15分程度、毎日少しずつ勉強するようにしましょう。
目、耳、口、手を同時に活用すると長期記憶力が高まります。
具体的には、【1】目で単語を見る→【2】CDや単語集に付属の音声アプリで音を聞く→【3】口に出して単語を発音する→【4】単語を書く となります。
まずは、市販の単語集を使ってみましょう。4級に挑戦しようとするお子様は、まだすらすら読めない単語が多いです。音声をダウンロードできる教材もありますので、一緒に活用するようにしましょう。また、例文を書く練習もおすすめです。
小学生のお子様が5級にチャレンジする場合は、文字ばかりの対策本より、イラストが豊富で、漢字に振り仮名がついた教材がおすすめです。小学生向けの教材は解説も小学生が理解しやすいものになっています。また保護者ご自身が教える場合は、一日ごとに学習内容がまとめられているものやプリント形式の形式のものを使うと、お子様の生活の中に無理なく組み込むことができるでしょう。
英語表現 | 日本語の意味 |
---|---|
read a book | 本を読む |
eat rice for breakfast | 朝食にお米を食べる |
play soccer | サッカーをする |
go to the library | 図書館に行く |
like English | 英語が好きだ |
store | 店 |
shirt | シャツ |
bathroom | 浴室、お手洗い |
six hundred yen | 600円 |
cloudy | (天気が)くもりの |
5級には日常的な動作や習慣を表す<動詞+名詞>との組み合わせがよく出ます。
do one’s homework 「宿題をする」、take a shower「シャワーをあびる」、open the window「窓を開ける」、cook dinner「夕食をつくる」などの、日ごろすることを英語で言えるようにしておくと合格に近づきます。
他には、自己紹介で使う語句、例えばcome from Okinawa「沖縄出身である」、live in Nagoya「名古屋に住んでいる」などがよく出題されます。
名詞(物・場所・人などの名前)では、shirt「シャツ」、library「図書館」のように一語だけで表されたものだけでなく、new pencil case 「新しい筆箱」、strawberry jam 「イチゴジャム」、high school student「高校生」、the school festival「学園祭」など「かたまり」で覚える習慣をつけるとよいでしょう。
絵のついた辞書を使って、文字と頭の中のイメージをつなげる学習が役に立ちます。
英検®5級では、中校生1年生で学習する英文法の基本的な理解が必要です。be動詞・一般動詞(現在形)の肯定文、否定文、疑問文をマスターしましょう。文法解説が充実した総合対策本や英検®の文法教材は、5級に必要な文法項目が学習できます。
長文読解では、過去問をたくさんして長文問題に慣れましょう。
過去問をたくさん解いて問題に慣れましょう。聞き取れなかった箇所はスクリプトを見て、確認します。聞き取れない箇所を何度も聞き直すより、スクリプトを見ながら、音読練習をするほうが効果的です。
また、会話表現を学習しておくこともおすすめです。会話文を声に出して読む練習をしましょう。正しい発音を身につけることでリスニング力アップが望めます。それと同時にスピーキング力の強化も目指しましょう。
質問を落ちついて聞き取り、答える時は単語ではなく、文で答えることがポイントです。英検®のホームページを見て、スピーキングテストではどんな問題が出るのかを知っておきましょう。YouTubeでもスピーキングテストを練習できる動画がありますので、練習してみるとよいでしょう。
また、【リスニング対策】でおすすめした音読練習をし、会話特有の表現を使えるようにしておくことも重要です。語順を意識しながら音読練習をし、英語の語順の基本を身につけましょう。
単語・文法に関する知識がこの順序で問われます。
全15問のうち、単語が12問程度、文法が3問程度の割合です。
対話文や短い文の空所に入れるのに最も適切な語句を4つの選択肢から選ぶ形式です。
単語は名詞、動詞の出題が多く、次いで形容詞や前置詞がよく出題されます。
文法の問題では、be動詞・一般動詞・代名詞など中学1年生で学習する英文法がまんべんなく出題されます。
設問数は5問です。基本的にはA-Bの短い会話文が示され、Aの質問に対する答えを選ぶ形式が多数を占めます。
話者は、Boy-Girl, Mother-Son, Teacher-Studentのように示されます。
友達同士・親子・先生と生徒などの会話が中心で、日常生活の中の身近な話題が多いです。
会話の流れに沿った適切な表現を選択する力が求められます。
空所に入れる文は、肯定文・疑問文が中心です。
日本文と4つの語(句)が与えられ、日本文の意味になるように語(句)を並べかえて英文を完成させる問題で、設問は5問です。
解答は、並び替える語(句)のうち1番目と3番目にくるものの最も適切な組み合わせを4つの選択肢から選びます。出題される英文の種類は、肯定文、否定文、疑問文が中心です。
中学1年で学習する基本的な文構造が出題されることが多いです。疑問詞や助動詞canを含む問題もあります。英語は「主語+動詞」が重要です。日本語をそのまま英語にしようとするのではなく、まずは主語が何かを特定し、文を組み立てましょう。
第1部は、問題冊子に印刷されているイラストを参考にしながらA-Bの対話を聞き、Aに対するBの応答として最も適切なものを選ぶ問題です。
設問数は10問です。
3つの選択肢も放送され、英文はすべて2度放送されます。問題冊子には選択肢はなく、イラストのみが印刷されています。
友達同士、同僚、親子、先生と生徒、店員と客などの対話が中心で、日常的な話題が多いです。
第2部は、A-Bの対話とその内容に関する質問を聞いて、質問の答えとして最も適切なものを、問題冊子に印刷されている4つの選択肢から選ぶ形式です。対話、質問とも2度放送されます。
第1部と同様、友だち同士、親子などの対話が中心で、家庭生活や学生生活などに関する日常的な話題が多いです。放送文は男女2人による対話になっています。選択肢は短めです。
第3部は、問題冊子に印刷されている絵の内容を最もよく表しているものを、放送される3つの英文の中から1つずつ選ぶ形式です。
英文は2度読まれ、この読まれる英文は同じ文構造になっていることが多いです。
※英検®は、公益財団法人 日本英語検定協会の登録商標です。
※このコンテンツは、公益財団法人 日本英語検定協会の承認や推奨、その他の検討を受けたものではありません。
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