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英検®準2級は高校中級程度で、日常生活に必要な英語を理解し、また使用することができるレベルです。中3の10月までに準2級を取得していれば、高校入試で優遇されるケースがあります。学校によっては、英語の試験科目が免除になるところもあります。中3から高1の間に準2級を取得することは、英語を自ら進んで積極的に学習し、自力で力を付けたことの証明にもなります。
単語を覚えるためには、1日10分~20分程度、毎日少しずつ勉強しましょう。目、耳、口、手を同時に活用すると長期記憶力が高まります。具体的には、以下のステップを踏みます。
1.目で単語を見る
2.CDや単語集に付属の音声を聞く
3.口に出して単語を発音する
4.単語を書く
まずは、市販の単語集を使ってみましょう。無料の音声ダウンロードのアプリもありますので、一緒に活用するようにしましょう。また書く練習では、単語を見てノートに書くのもよいですし、書き込み練習ができる教材を使うのもおすすめです。記憶により残りやすくなりますし、正しいスペリングが身につくので、ライティングにも役立ちます。
英語表現 | 日本語の意味 |
---|---|
publish | 出版する |
realize | 理解する |
disappear | 消える |
refrigerator | 冷蔵庫 |
politician | 政治家 |
presentation | 意見などの発表 |
similar | 似ている |
comfortable | 快適な |
independent | 独立の |
available | 手に入れられる |
3級から準2級に進むためには、名詞の数を増やす必要があります。家庭・学校・地域から行動半径を広げた時に出会う風景や事柄を表す単語に注目です。特に社会の中での活動に使われる単語を増やす必要があります。
英語表現 | 日本語の意味 |
---|---|
housework | 家事 |
customer | 客 |
equipment | 装備 |
exhibition | 展示会 |
experiment | 実験 |
factory | 工場 |
government | 政府 |
temperature | 温度 |
electricity | 電気 |
上記のような、日本語だと当たり前のように知っている名詞を英語で言えるようにしておくことを目指してください。名詞が大事なのには理由があります。リーディングでもリスニングでも、キーワードになる名詞が分からないと、何を話題にしているかが分からないためです。
temperature「温度」、electricity「電気」など、日常生活で使う単語は準2級レベルなので、必須です。ただし、準2級の段階では「化石」「重力」「冬眠」「酵素」など自然科学で使われる用語はまだ覚えなくてもかまいません。
準2級では単語と単語の組み合わせの種類が豊富に出題されます。単語の意味を覚えると同時に、語句(単語のグループ)をかたまりで覚えましょう。意味が分かる単語をスピーキングやライティングで使える単語に「昇格」させるつもりで取り組むといいでしょう。最近の出題から例を挙げておきます。
英語表現 | 日本語の意味 |
---|---|
weather report | 天気予報 |
adventure story | 冒険物語 |
cough medicine | 咳止めの薬 |
application form | 申込書 |
sales presentation | 販売のプレゼンテーション |
airport information desk | 空港の案内デスク |
college cycling club | 大学のサイクリング部 |
electronics store | 家電販売店 |
forest fire | 山火事 |
schedule book | スケジュール帳 |
英語表現 | 日本語の意味 |
---|---|
empty seat | 誰も座っていない席 |
heavy traffic | 混雑した交通 |
narrow street | 狭い通り |
important invention | 重要な発明 |
natural beauty | 自然の美しさ |
successful engineer | 成功した技術者 |
英語表現 | 日本語の意味 |
---|---|
take a message | 伝言を受ける |
have a good memory | 記憶力がいい |
make a reservation | 予約する |
gain a lot of weight | 体重が大きく増える |
travel long distances | 長い距離を移動する |
solve the problem | その問題を解決する |
get special training | 特別な訓練を受ける |
write a good review of the restaurant online | そのレストランの良い評価をネットに書く |
crash into a tree | 木に衝突する |
work as a volunteer | ボランティア活動をする |
look up information | 情報を調べる |
会話表現を声に出しながら含まれる単語を覚えていく方法も取り入れてください。自分が言えるようにしておくと聞いた時に分かるようになるので、リスニングが得意になります。
Do you have any suggestions about ...?
「~に関して何かご提案がありますか」
I would really appreciate it if you ...
「~していただけるとありがたいです。」
Why don’t you celebrate together next week?
「来週、一緒にお祝いしませんか」
2024年度の試験問題リニューアルにより、文法そのものを問う問題は削除となりましたが、正しい構文の理解は速読やリスニング、発話など全ての発話の土台になってくれます。構文の理解があやふやだと、長文を正しく読むことができないばかりか、将来的に伸び悩みの原因にもなりかねません。また、構文の活用ができないと英作文も正しく書けませんし、面接で意見を述べる時にも困ります。
高校生用の英文法書を手元に置き、気になる項目にぶつかるたびに確認しましょう。準2級によく出題される文法が項目別に学習できる教材もありますので、活用することをおすすめします。また、会話特有の表現の学習をすることもおすすめです。声に出して読む練習をし、スピーキング力の強化も目指しましょう。
長文読解は、過去問をたくさんして、長文を読むことに慣れましょう。段落ごとに要点をまとめながら読む力が必要です。また、多読用書籍を使ってもよいでしょう。レベルごとに使用される語彙数が決まっています。
書籍シリーズによってレベル設定は異なりますが、準2級に挑戦される方は、高校1~2年レベルの読み物がおすすめです。目安として、1ページに知らない単語が3語くらいのものを選びましょう。伝記や物語などさまざまなジャンルの読み物にトライすることが大事です。
2024年度の試験問題リニューアルにより、Eメールが追加され、英作文(意見論述)と合わせて2問になりました。
中学レベルの基本的な文法を正しく使えるようにしましょう。文法について神経質になりすぎる必要はありませんが、文法を使い間違えて意味が変わったり、伝わらないものになったりしないよう、注意が必要です。
Eメールの内容について質問を書く必要がありますので、与えられたトピックについてすばやく質問を思いつけるよう、普段からさまざまなトピックについて質問を考える習慣をつけておきましょう。問題文の指示にある内容を書くだけではなく、自然なEメールの形に整える必要があります。
“... sounds interesting / exciting / cool."などの感想を述べる表現や、And、So、Butなどのつなぎの言葉のストックを増やしましょう。
また、英検®の長文問題がEメール問題の対策にもなります。長文のEメール問題で正しく理解する読解力を強化し、メールでよく使われる表現も覚えましょう。
考え方が分からない時は、模範解答をしっかり読んで考え方、意見の伝え方を学びましょう。また、準2級の英文ライティングの型を身につけることが大切です。日ごろから書く練習をしてスペルミスなどもなくします。
ライティングに慣れるまでは過去問の模範解答などをノートに写すのも効果的な学習方法です。準2級では、自分の意見に対して2つの理由を書くことが必要です。書き方については自分で決まった型をもっておくとよいでしょう。
英検®準2級のリスニングでは、英文は1度しか聞けません。1度で正確に聞き取れる力が必要になります。過去問を解いてリスニング問題に慣れましょう。
また、聞き取れなかった箇所はスクリプトを見て確認しておきましょう。聞くだけでなく、シャドーイング練習も行うようにすると、より正確に英語が聞き取れるようになるだけでなく、スピーキング力アップにも繋がります。日ごろから英語のリスニングを行うことは、準2級以上の級に挑戦する際にも役立ちます。
日ごろから【リスニング対策】でおすすめしたシャドーイング練習をしておくと、パッセージの音読の際大変有利です。二次面接も必ず過去問で本番を想定した練習をしておきましょう。
また、聞かれたトピックに対して、2つの理由を答えるのはライティングと同じなので、ライティングで練習したトピックは必ずスピーキングでも言えるように練習しておくとよいでしょう。会話文で口頭練習をし、日ごろから英語を話すことに口と頭がある程度慣れている状態にしておくことも強みになります。
2024年度の試験問題リニューアルにより、問題数が20問から15問になりました。
全15問のうち、10問目までは単語の知識を問う問題で、問われる品詞は動詞・名詞が8割程度を占め、残りの2割が形容詞・副詞です。
最後の5問は熟語問題で、熟語は動詞の働きをするもの(例:call off, head for)や、副詞の働きをするもの(例:at home, as well)が多く出題されます。
会話文の空所補充問題です。
AとBの関係は、同僚・家族・友人・店員と客などが多いです。
選択肢の形は平叙文がほとんどを占め、空所前後の文脈から適切な発言を選ぶ問題が増えています。
2024年度の試験問題リニューアルにより、問題数が2問から1問になりました。架空の人物の日常的なエピソードが出題されます。親しみやすいトピックです。
空所補充問題で、空所の前後の文脈から判断する力が求められます。
[A] 段落分けされていないEメールの読解文です。
最初に近況に触れた後、By the way や Anyway といった言葉を用い、本題に入る形式です。最後はなんらかの形で E メールを受け取った人が行動を起こすことが求められます。近況、本題、これから起こす行動についても問題が出題されます。
誰から誰へのEメールなのか、出てくる人物名との関係を整理しながら読み進めるとよいでしょう。形式は毎回ほぼ同じなので、過去問でしっかり慣れておくと得点しやすいです。
[B] レポートの読解問題です。
出題されるテーマのほとんどが「歴史・文化・社会」です。
新しい制度や取り組みについての長文と、歴史や文化についての長文とがほぼ半々ずつ扱われています。
レポートは4段落で構成されています。出題される4つの設問はこれらの段落ひとつに対し、一問ずつ出題されています。段落ごとに問題を解く練習をするとよいでしょう。
Eメールを読み、40~50語で返信メールを書くことが求められます。Eメール内の質問に対する答えと、Eメール内の下線部について尋ねる質問を2つ書く必要があります。
Eメール問題では、指示に従っているかが重要です。Eメールに対応していないと判断されると0点と採点される場合があるので、質問を正しく理解し、適切に答える必要があります。
質問を書く際は、下線部の内容に関係のないものや、2つの質問が同じような内容にならないよう注意しましょう。解答欄の外に書かれたものは採点されないため、解答欄に収まるように注意して書き始めます。
トピックに対して、50~60語で自分の意見とその理由を書くことが求められます。英検®準2級では、より説得力のあるライティングが求められます。自分の意見をサポートする二つの理由を、自分の経験や具体例と共に書く必要があります。
書き方の型は自分で決めたものをもっておくとよいでしょう。
【例】
あなたの意見
I think _________.
I have two reasons.
理由1:
First, / One reason is that ...
理由2:
Second, / Another reason is that ...
結論(あなたの意見):
Therefore, I think ...
※結論は最初のあなたの意見と同じ内容でかまいません。
第1部・第2部は会話文問題です。話し手の関係は「同僚・友人」が最も多く、「店員と客」「家族」が続きます。「知らないもの同士、その他」では、警察官と民間人、路上で起こっていることについて尋ねるシーンや、学校や習い事の先生と生徒、といったものがあります。
第1部は応答文選択問題です。質問される疑問文の最初の疑問詞を聞き逃さないようにすること、会話の展開を正確に把握することが大切です。
第2部は内容一致選択問題です。話し手の行動について尋ねられることがほとんどなので、【1】誰と誰が話しているのか。【2】誰が何をしたのか。(するのか。)に注意しながら聞くことが重要です。
第3部は文の内容一致選択問題です。放送文のテーマとして最も多いのは、架空のある人物の日常のエピソードで、全体の60%を占めています。「レイコは・・・」のように人物の名前から始まるのが特徴です。
次いで多いのがアナウンスや、先生がクラスの生徒に向かって話す連絡事項や、ガイドがツアー客に対して行う説明なども含みます。毎回 2 題出題される傾向にあります。
設問は、放送文の一部をピンポイントで尋ねる問題もありますが、社会的・文化的・科学的レポートの場合には“What is one thing that we learn about ...?”「~についてわかることの1つは何ですか。」のように放送文全体に対して、総合的に尋ねるものが多いです。
※英検®は、公益財団法人 日本英語検定協会の登録商標です。
※このコンテンツは、公益財団法人 日本英語検定協会の承認や推奨、その他の検討を受けたものではありません。
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