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~世界の食文化を学ぼう~
Learn&Cooking

「アメリカ」編

世界各国の食文化を学ぶこのコーナー。
今回はアメリカの食文化や定番メニューを紹介します。
さらにアメリカの食文化に精通したプロ直伝のレシピも掲載。ぜひ、本場アメリカの味を体験しましょう。

Lesson1 食文化を学ぼう!

アメリカの朝食はシリアルやパンに飲み物と、果物やヨーグルトなどが定番です。そして昼食は、ハンバーガーやサンドイッチ、ホットドッグなど、手軽に食べられるメニューが人気です。夕食に関しては、ステーキやフライドチキンなどの肉類やサラダを大きなお皿に盛り付けて、取り分けて食べるスタイルが主流です。さらにアメリカではパーティー文化も根付いていて、季節のイベントや人生の節目に家族や親族、友人を自宅に招くホームパーティーが頻繁に開かれます。パーティーは、ホストがメイン料理を用意し、ゲストがそれぞれドリンクやサイド料理を持ち寄る形が一般的です。

Lesson2 定番料理をご紹介!

食文化を学んだら、次は定番料理について調べてみましょう。現地での注文時に役立つフレーズも紹介します。

  • PIE
    パイ

    パーティーのメニューとしても人気の「パイ」。アップルパイやパンプキンパイのほか、コーンシロップとピーカンナッツで作ったピーカンパイなどが定番です。

    知っ得情報

    丸ごとの場合はwhole(ホール)、1 切れ2 切れなどカットした状態の場合はpiece(ピース)やslice(スライス)と数えます。

  • HAMBURGER
    ハンバーガー

    アメリカの国民食とも呼べるハンバーガーは、ドイツ系移民によって伝えられたハンバーグを、パンで挟んで食べたのが起源とされています。(諸説あり)

    知っ得情報

    アメリカのハンバーガー店では、日本の「セット」にあたる商品が、meal(ミール)やcombo(コンボ)と呼ばれています。

  • STEAK
    ステーキ

    アメリカのステーキは分厚くボリューミーな点が特徴。塩コショウで味付けされたシンプルなものや、甘辛いバーベキュー味などが人気です。

    知っ得情報

    アメリカではステーキの重さはounce(オンス)、pound(ポンド)で表記されます。ちなみに1オンスは約28グラム、1ポンドは約453グラムです。

飲食店で役立つ英会話

We haven’t made a reservation, but is there a table free?
(予約はしていませんが、席は空いていますか?)

What is today’s special?
(今日のオススメは何ですか?)

My order hasn’t come yet.
(注文したものがまだ来ないのですが。)

What is today’s special?
(今日のオススメは何ですか?)

My order hasn’t come yet.
(注文したものがまだ来ないのですが。)

Can I get the check?
(お会計をお願いします。)

Lesson3 家庭料理を作ってみよう!

最後にその国ならではの料理を作ってみましょう。今回は、アメリカ大使館のシェフ経験がある小枝 絵麻先生に、カリフォルニアの家庭料理を教えていただきました。

  • メカジキのステーキ
    カリフォルニアのフルーツサラダ添え

    調理時間30分

  • 1.メカジキに下味をつける

    メカジキに塩・コショウ、ニンニク、オリーブオイルで下味をつける。漬け時間の目安は約15分。

  • 2.ドレッシングを作る

    オリーブオイルにすりおろしたレモンの皮、はちみつ、刻んだ青とうがらし、塩、レモン汁を加えてドレッシングを作る。

  • 3.食材をカットして
    ドレッシングと合わせる

    ドレッシングに、旬の果物やパセリなどの香草類を合わせる。今回の果物は柑かんきつ橘類の湘南ゴールドを使用。

  • 4.メカジキを両面焼く

    熱したフライパンでメカジキを焼き、両面に焼き色を付ける。キレイな焼き目を付けるならグリルパンがオススメ。

  • 5.お皿に盛り付ける

    焼いたメカジキとドレッシングで和えた果物、アボカドをお皿に盛り付けて、残ったドレッシングをかけたら完成。

  • Point

    焼いたメカジキをひと口サイズにカットして、ドレッシングに一晩漬けて、冷やした状態で食べるのもオススメです。

教えてくれた先生

カリフォルニア料理研究家
小枝 絵麻さん

Profile

高校までアメリカ・ニューヨークで過ごし、大学入学のため日本へ帰国。卒業後、飲食店のコンサルティング会社へ入社。その後2005年に独立し、2008年よりアメリカ大使館農産物貿易事務所専任シェフを務め、フード&ワインスペシャリストとしても活躍。レストランプロデュース、レシピ開発などを手掛ける。

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