愛されるモフモフな
動物たちが登場!
かわいくて強い動物たちに
癒やされる映画
動物たちが主人公の映画は、見ているだけでほっこりします。
動物だからこその視点にハッとさせられたり、心がふっと軽くなったり。純粋で力強いセリフから英語を学ぼう!
『ピーターラビット™』(2018)
ウサギのピーターたちは、自然豊かな田舎で幸せな日々を過ごしていました。近くに住む画家のビアにとても可愛がってもらっていましたが、ある日隣に潔癖症で動物嫌いなトーマス・マグレガーが引っ越してきて、生活が一変。トーマスは、ピーターたちを庭から追い払おうと画策し、ピーターも反撃します。お互いにエスカレートしていき…。
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All right, this is our land now, so let’s not go crazy straightaway.
(僕らの土地だ。大事に扱おう。)野生動物たちの食べ物の入手先である庭の主が心臓発作で亡くなり、リスクなく自由に出入りできるようになった状況でピーターは、家族に声を掛けます。
「straightaway」は「すぐに、ただちに」を意味する副詞で、「not go crazy」つまり「夢中になりすぎないように」と忠告しています。
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Be honest with yourself,
Peter, and go with your heart.
(自分の心に正直になれ。)ビアとトーマスが仲違いしてしまった原因が自分にあると反省したピーターは、亡くなった両親の絵画を見にいきます。
ナレーターが父親の代わりとなり、ピーターに語りかけました。「go with~」は、前後の単語でさまざまな意味を表現できますが、ここでは「your heart」を「選ぶ」というニュアンスになります。
ちょっとしたこなれ感♪
知っているとさらに会話が弾む「動物が登場するイディオム」
紹介した映画には、さまざまな種類の動物たちが登場します。日本のことわざにもあるように、英語にも動物の名前が使われた表現があります。意味とあわせて想像するのも楽しく、会話にも使えるフレーズを紹介します。
- I’m a night owl.
- (私は夜型です。)
- When pigs fly!
- (ありえない!)
- It's raining cats and dogs today.
- (今日は土砂降りです。)
- He drinks like a fish.
- (彼はザル※だね。)※大酒飲み
『ピーターラビット™』
デジタル配信中
Blu-ray:2,619円(税込)
DVD:2,075円(税込)
発売・販売元:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
『ペット』(2016)
飼い主のケイティと幸せな生活を送る小型犬マックス。ケイティは、留守中にマックスが寂しくないようにと、毛むくじゃらの大型犬デュークも家族に迎えます。居場所を奪われたマックスが優位に立とうと散歩中もマウントを取っていると、デュークの仕返しから2 匹とも迷子になってしまいました。ケイティの帰宅までに家に戻ろうとしますが…。
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Our love is...How do I put this?
O--o--o--our love is stronger than words.
(僕らの愛は強くて何があっても壊れない。)マックスがケイティと家族になるまでのいきさつを説明しながら、ケイティへの愛情を語るシーンのセリフです。
「put」には、「言い表す、表現する」という意味もあり、言葉に詰まった時「How can I put it?」(なんと言えばいいかな?)と会話を繋げられます。
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The identity of the random cat is not the point.
We’re talking about who saved him!
(それより大事なのは誰が助けたかよ。)今までマックスに助けられていたことを思い出し、今度はみんなが行方不明になったマックスを助け出しに行く番だと決意をしたセリフです。
「point」は、「話や考えの要点」を表しています。近い表現で「get thepoint」があり、「要点をつかむ」という意味になります。
『ペット』
4K Ultra HD+ Blu-ray: 6,589円(税込)
Blu-ray: 2,075 円(税込)
DVD: 1,572 円(税込)
発売元: NBCユニバーサル・エンターテイメント
『僕のワンダフル・ライフ』(2017)
暑い車の中に閉じ込められていたゴールデン・レトリバーの子犬は、イーサンという少年に助け出され、ベイリーと名付けられます。悲しいことも嬉しいこともすべて分かち合ってきたベイリーとイーサン。しかし犬の寿命は人間よりも短いもので、旅立つ日を迎えてしまいます。イーサンにもう一度会いたい一心で、ベイリーは転生を繰り返し…。
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I knew I was here to love Ethan and make him happy.
(彼を愛し幸せにするのが僕の役目。)老衰でだんだん弱っていくベイリー。会いに来てくれたイーサンを見つめながら旅立ちを迎えます。
「I’m here to~」は「~するために自分がここにいる」と理由や目的を説明するときに使います。日常会話では、受付などで訪問者側が使います。
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I really missed Hannah. Ethan missed her, too. I could tell.
(ハンナが恋しかった。イーサンも同じだ。僕にはわかる。)火事から逃げた際に足を骨折し、決まっていたスポーツ推薦による進学も諦めたイーサンは自暴自棄になり、心配してくれた恋人ハンナを突き放してしまいます。
「tell」は「言う、伝える」という意味ですが、ここではtellの後ろに「人」を指す単語はないため、「(察して)わかる」と訳します。
『僕のワンダフル・ライフ』
Blu-ray:2,075 円(税込)
DVD:1,572 円(税込)
発売元: NBCユニバーサル・エンターテイメント