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カウンセリング&無料体験レッスンシャドーイングのやり方とは?逆効果になるシャドーイング方法も
シャドーイングとは、英語トレーニング法の1つです。もともとはプロの同時通訳者が英語力を鍛えるためのトレーニング法でしたが、英語力向上の効果が高く、英検・TOEICを勉強する学生や、ビジネスで英語を使う社会人の学習法として注目されています。しかし、シャドーイングにはいくつかの種類があり、中には逆効果となる誤った学習方法もあるため、注意が必要です。
当記事では、シャドーイングの正しいやり方や、シャドーイングの種類・効果・注意点を解説します。
シャドーイングとは、英語の音声を聞きながら1~2語遅れて復唱する方法です。英文を影のように追いかけることから「シャドーイング」と呼ばれています。
シャドーイングでは、通常のリピートのように英文を聞き終えてから発音したり、英文を目で追って読んだりすることはしません。耳に入ってきた英語を追いかけるようにそのまま発音することが、シャドーイングの正しいやり方です。耳と口を使い、音声から英文の意味を理解できるように鍛えましょう。
シャドーイングと一口に言っても、さまざまな種類に分かれます。代表的なやり方は、「プロソディー・シャドーイング」と「コンテンツ・シャドーイング」です。
「プロソディー・シャドーイング」と「コンテンツ・シャドーイング」は、聞こえてきた英文を追って発声することは一緒です。しかし、シャドーイングのやり方や目的が異なります。
シャドーイングは、音源の後に続いて英語を話すトレーニング法です。そのため、発音・スピーキング力やリスニング力の向上が見込めると言われています。発音・スピーキング力やリスニング力は、英語力の底上げにつながる重要な能力です。英語を英語のままで理解する英語脳の構築にも発音・スピーキング力・リスニング力が必要となるため、シャドーイングは英語力上達に効果があると言えます。
ここからは、シャドーイングによって期待できる効果について詳しく解説します。
シャドーイングによって英語特有の強弱・リズム・イントネーションを学べるため、ネイティブに近い発音ができるようになります。英語には、日本語にはない音声変化が存在します。たとえば、日本語の母音は5つしかありませんが、英語の母音は24です。また、重要な部分は強く言うなど、発声方法も日本語と違います。そのため、相手に伝わる英語を話すには、正しい発音を身に付けることが重要です。
また、シャドーイングでよく出てくる表現・定型文を記憶すれば、自分の言いたいことを自然に話せるようにもなります。英語で会話をするときに「どのような語順で話せばよいのかわからない」「何て言えばよいのかフレーズが出てこない」と戸惑う人は少なくありません。しかし、シャドーイングを通して文法や定型表現を覚えれば、必要なフレーズがパッと口に出るようになるでしょう。
シャドーイングで単語の発音に慣れれば、英語を聞き取るリスニング力の向上につながります。「書かれている英文を見れば意味は分かるけど、実際に話されている英語では何を言っているのか分からない」という人は少なくありません。英語を聞いても理解できないのは、英単語を正確に聞き取れていないためです。自分で発音できない言葉は音として認識されず、聞き流されてしまいます。
シャドーイングによって英語独特のリズムやイントネーション、スピードに慣れ、自分でもそのまま発声できるようになれば、単語の発音と意味が結び付き、聞こえてきた英文を正しく理解することが可能です。英語を集中して聞きながら復唱することで、英単語における音のつながり(リエゾン)も分かり、何て言っているのかを聞き取れるようになるでしょう。
シャドーイングには、発音・スピーキング力やリスニング力を伸ばす効果があります。しかし、シャドーイングの効果を得られるのは、あくまでも正しいやり方でシャドーイングを行ったときに限られます。基本的に、シャドーイングは難易度の高い上級者用のトレーニングです。自分の英語レベルと目的に合わせたやり方でなければ、逆効果となる可能性もあります。
ここでは、逆効果となってしまうシャドーイングのやり方を説明します。
シャドーイングを行う際は最低限の読解力・語彙力が必要となるため、意味を理解できないまま耳で聞いた英文を話しても英語力はアップしません。シャドーイングは、現在の英語知識を実際の会話で使うための勉強方法です。つまり、読解力や語彙力を上げることが目的のトレーニングではありません。品詞や文法の知識がないままシャドーイングを行った場合、聞こえてきた英文を意味も分からずただ繰り返すことになってしまいます。
また、読解力・語彙力を上げようと難解な教材を使ってシャドーイングをしても読解に時間がかかり、思うように勉強が進まず挫折する恐れがあります。そのため、読解力・語彙力を鍛えたいときは、単語集や熟語帳の暗記など基礎力をアップさせる学習に取り組みましょう。
英語学習の目的が日常生活やビジネスの場で使える一般英語の習得であれば、映画やドラマをシャドーイングの英語教材として使うことはおすすめしません。映画やドラマで使用される英語は、必ずしも文法的に正しいとは限りません。口語的な表現やスラングなど、自分が普段は使わない言い回しが使われていることもあります。
日々の生活やビジネスシーンで使える英語力を身に付けたい場合は、実際に使えそうな表現が含まれた音源・教材を選びましょう。たとえば、ビジネスマンにはニュースなどが教材としておすすめです。知らない単語が多く内容の難しい教材はシャドーイングの効果が薄れてしまうため、自分の英語レベルに応じた音源を使うようにしてください。
何にでも向き・不向きがあるように、シャドーイングも向いている人・向いていない人が分かれます。
向いている人 |
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向いていない人 |
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シャドーイングは、基礎英語に基づき、実際の会話スキル向上を目的とした学習方法です。スピーキング力やリスニング力を鍛えるには、毎日継続的にシャドーイングに取り組む必要があります。そのため、英語初心者の人や自主学習が難しいと感じる人には、英会話教室に通うことをおすすめします。
英会話教室では、自分の語学力に合わせてコースを選び、ネイティブスピーカーと会話しながら英語力を上げることが可能です。ECCでは、初級者~上級者までコースが分かれており、ご自身の語学力に合わせて英会話を学んでいただけます。不安なことは個別カウンセリングでアドバイスするなど、安心して学習できる体制を整えていますので、お気軽にご利用ください。
シャドーイングは、発音・スピーキング力やリスニング力を鍛えられるトレーニング法です。しかし、シャドーイングのやり方によっては効果を得られない可能性があります。それほど難しすぎない内容で、よく使う表現が出てくる教材を選ぶことが、シャドーイングの正しいやり方です。
英語初心者で英語力に自信がない人は、英会話スクールに通ってみましょう。ECCでは、カウンセリング&無料体験レッスンを受け付けていますので、ぜひご利用ください。
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