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カウンセリング&無料体験レッスン計算式を英語で表現するには?四則計算や記号の読み方も解説
英語を勉強していると、ふと計算式を英語で表現する必要のある場面もあるのではないでしょうか。足し算は「Plus」がなんとなく想像できますが、引き算や掛け算・割り算はどう表現するのでしょうか。それぞれ知っておくと、いざ買い物など計算の必要な場面に出くわした際に役立ちます。
当記事では、計算式の英語表現をさまざまな形で解説します。英会話で計算式を言いたいときに表現方法が分からなかったという方は、ぜひお役立てください。
英語で「計算する」という表現方法はさまざまあるため、以下で例文を交えて解説します。
●calculate(計算する、見積もる)
calculateは一般的な表現で、電卓などで計算するようなイメージです。
calculateの例文 | |
---|---|
和訳 | 英訳 |
次年度の予想収益を計算する必要があります。 | We need to calculate the projected revenue for the upcoming fiscal year. |
●compute(計算する、算定する)
computeとは、コンピューターでの難しい計算など高度な計算をするイメージで、硬い表現として使われます。
computeの例文 | |
---|---|
和訳 | 英訳 |
このコンピューターは複雑な数式を数秒で計算することができます。 | This computer is able to compute complex mathematical equations in seconds. |
●reckon(計算する、数える)
reckonはイギリス英語で、費用や予算をざっくりと算出するというイメージです。「推測する」「みなす」などの意見や、予測を述べるときによく使われます。
reckonの例文 | |
---|---|
和訳 | 英訳 |
修理の総額は60万円を見込んでいます。 | We reckon the total amount of the repairs will be around 600,000 yen. |
また、同義語に「count」(数える)と「total」(合計する)があるため、一緒に覚えておきましょう。countとtotalの例文は以下の通りです。
countの例文 | |
---|---|
和訳 | 英訳 |
一日の終わりにレジのお金を数えます。 | We count the money in the cash register at the end of the day. |
彼は参加者の数を指で数えました。(count on one’s fingers「指で数える」) | He counted the number of the participants on his fingers. |
totalの例文 | |
---|---|
和訳 | 英訳 |
経費を合計して、最終的な費用をお知らせします。 | I will total the expenses and provide you with the final cost of the project. |
それぞれの意味や表現のニュアンスの違いを意識すると、適切な使い方ができるでしょう。
計算式で使われる記号の英語の読み方は、以下の通りです。
記号 | 英語の読み方 |
---|---|
+ | plus |
- | minus |
x | times |
÷ | divided by |
= | equal |
( | open parenthesis |
) | close parenthesis |
表を元にして計算式通りに英語読みすると、次のようになります。
●足し算の例文
1+2=3
One plus two equals three.
●引き算の例文
7-4=3
Seven minus four equals three.
●掛け算の例文
4x3=12
Four times three equals twelve.
●割り算の例文
8÷4=2
Eight divided by four equals two.
equalは計算式で三単現のSがついて「equals」となるため、注意しましょう。括弧が計算式に混ざっている場合は、括弧があることが見て分かるため、実際には括弧の部分を発音する必要はありません。
●括弧がある計算式の例文
(1+3)x(2+2)=16
One plus three times two plus two equals sixteen.
括弧を強調したい場合は、in bracketsという表現を使うとよいでしょう。in bracketsを使う場合は、下記のように読みます。
●in bracketsを使って括弧を強調する場合
(1+3)
one plus three in brackets
英語で四則計算を表現する場合は、文章で説明するのであれば記号を活用できます。ただし、話しながら説明する際は記号や数字の英語の読み方を押さえて、どのような順で話すのかを把握しておく必要があるでしょう。
ここでは、四則計算の英語表現について詳しく解説します。
足し算は英語でadditionと言います。計算式では、数字を足す際はplusとaddを使います。足し算に関する例文は、下記の通りです。
足し算の例文 | |
---|---|
和訳 | 英訳 |
3足す5は8です。 | Three plus five equals eight. |
3と5を足すと8になります。 | If you add three and five, you get eight. |
3足す5で8になります。 | Three and five make eight. |
equalの代わりにisやmakeを使うことも可能です。足し算の合計を表す「和」は、sumやtotalを用います。sumは「和」を表すため、3つ以上の数を足す際にも使われることがあります。sumを用いた例文は下記の通りです。
sumの例文 | |
---|---|
和訳 | 英訳 |
3と5の合計は8です。 | The sum of three and five is eight. |
引き算は英語でsubtractionです。計算式ではminus(~を引いた)とsubtract(~を引く)を使います。「AからBを引く」という場合は、subtract A from Bと表現します。引き算に関する例文は、以下の通りです。
引き算の例文 | |
---|---|
和訳 | 英訳 |
5引く2は3です。 | Five minus two equals three. |
5から2を引くと3になります。 | When you subtract two from five, you get three. |
5から2を差し引くと残りは3です。 | If you take away two from five, you're left with three. |
引き算の答えとなる「差」は、differenceを用います。differenceを用いると、次のような例文になります。
differenceの例文 | |
---|---|
和訳 | 英訳 |
5引く3の差は2です。 | The difference between five and three is two. |
掛け算を表す英語はmultiplicationです。計算式では、timesとmultiplyを使います。multiplyはフォーマルな場面に使うのにも向いており、byを後ろに付けて使います。数式の他にも掛け算について話す場合は、multiply byが使われるため覚えておきましょう。掛け算に関する例文は、下記の通りです。
掛け算の例文 | |
---|---|
和訳 | 英訳 |
6掛ける2は12です。 | Six times two equals twelve. |
6に2を掛けると12になります。 | If you multiply six by two, you get twelve. |
6に2を掛けると結果は12になります。 | Multiplying six by two results in twelve. |
掛け算の答えとなる「積」は、productを使いましょう。productを使う場合は、次のような例文になります。
productの例文 | |
---|---|
和訳 | 英訳 |
6と2の積は12です。 | The product of six and two is twelve. |
割り算は英語でdivisionと言い、計算式ではdivided byで表します。割り算に関する例文は、下記の通りです。
割り算の例文 | |
---|---|
和訳 | 英訳 |
8割る2は4です。 | Eight divided by two equals four. |
8を2で割ると4になります。 | If you divide eight by two, you get four. |
割り算の答えとなる「商」は、quotientを使います。quotientを使った例文は、以下の通りです。
quotientの例文 | |
---|---|
和訳 | 英訳 |
8を2で割った商は4です。 | The quotient of eight divided by two is four. |
割り算で出る「余り」を表すときには、remainderを使います。remainderを用いた場合は、次のような例文になります。
remainderの例文 | |
---|---|
和訳 | 英訳 |
9を2で割ると、商は4、余りは1です。 | When you divide nine by two, the quotient is four with a remainder of one. |
remainderは数式で「R」と表記される場合もあることも知っておきましょう。
9÷2=4, R 1
また、割り算は割る数と割られる数の位置を反対にしてintoを使い、以下のような言い回しも可能です。
9÷2=4, R 1
Two into nine is four, remainder one.
intoを使った表現をすぐに思い浮かべるのは困難です。割り算の英文にはさまざまな表現があることを頭に入れておくと、四則演算の英語知識の幅が広がるでしょう。
分数や小数点、よく使われているフレーズなど、計算式で用いられる英語表現について紹介します。
●分数(fraction)
分数の表記は、下記の通りです。
値 | 英語表記 |
---|---|
1/2 | a half、one in two、one over two |
1/3 | a third、one in three、one over three |
1/4 | a quarter、one in four、one over four |
2/3 | two thirds、two in three、two over three |
分数は、日本語と違って英語では分子を先に読みます。「数字をそのままの順番で読む」と理解するとよいでしょう。英語の場合は、分子に「基数」のone、two、threeなどを使います。しかし、分母は「序数」のfirst、second、thirdなどで表現します。また、分子が2以上になったときには、thirdsと分母が複数形となるため、注意しましょう。
序数が分かりにくいと思う場合は、分数線をin、またはoverと読むと分かりやすくなります。分数線を読む場合は、分母も分子のように「2/3→two over three」と基数で読みます。
●小数(decimals)
小数点(decimal point)を使う場合の表記は、下記の通りです。
値 | 英語表現 |
---|---|
0.1 | point one、zero point one、nought point one |
0.01 | point oh(zero) one、zero point oh(zero) one、nought point oh one |
小数点はpointと読みます。小数点の前の整数が0のときには、0を省略して読まれることもあります。また、イギリス英語では0をnought(ナウト)と読むことがあるため、覚えておきましょう。小数点以下の0はoh、もしくはzeroと発音します。小数点以下の数字を読むときは、日本語と同じように一桁ずつ連続で読みましょう。
「四捨五入」する場合は、roundを使います。「小数点第3位以下は四捨五入する」というときは、「round to two decimal place」(四捨五入して小数点第2位までの数字にする)となります。
●計算式でよく使うフレーズ
計算式でよく使う英語のフレーズは、下記の通りです。英語上達のために、ぜひ参考にしてください。
計算式でよく使うフレーズ一覧 | |
---|---|
和訳 | 英訳 |
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300万円以上のご資金をお預け入れいただくと、金利を0.2%上乗せいたします。 | If you deposit funds of 3 million yen or more, we will add 0.2% to your interest rate. |
新しいマーケティング戦略を導入し、売上を2倍にすることができました。(double 2倍にする) | They managed to double their sales by implementing a new marketing strategy. |
当記事では、計算に関する英語表現について、よく使われる表現を紹介しました。
calculateとcomputeの違いなどときに難しいと感じられる英語表現もあるかも知れませんが、ニュアンスを掴むことで表現しやすくなるでしょう。計算を会話文で表現するときはさまざまな言い方で表現できるため、自分の英語レベルに合わせて言いやすいものから挑戦するのがおすすめです。
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