「参加する」は英語でどう表せる?会話の練習量が大切な理由も

「参加する」は英語でどう表せる?会話の練習量が大切な理由も

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「参加する」は英語でどう表せる?会話の練習量が大切な理由も

「来週の会議に参加する」「イベントにボランティアスタッフとして参加する」など、プライベート・ビジネスにおいて「参加する」という言葉は多く出現します。基本的に日本語では「参加する」「行く」の2つの表現が用いられますが、英語では豊富な表現が用いられることも特徴です。

そこで今回は、「参加する」の主な英語表現を7つ紹介します。分かりやすい例文やそれぞれの違い、スムーズに使い分けるための大切なコツも解説しているため、英語力を高めて日常生活や仕事に活かしたいという人はぜひご覧ください。

 

1.「参加する」の英語表現7選!それぞれの違いも

英語は、あらゆるコミュニケーションの場面で適切な表現方法が異なることが特徴です。「参加する」という言葉においても同様で、日本語では文章の前後がどうであれ比較的そのまま用いることのできる便利な言葉ですが、英語は表現方法・関連用語が多く、前後の文章によって使い方が異なります。表現ごとに細かな意味なども異なるため、「~に参加する」という意味の文章を英語で話すときは、各表現の違いを理解しておくことが重要です。

ここからは、「参加する」の英語フレーズを、例文・それぞれの違いとあわせて7つ紹介します。

 

1-1.take part in

「take part in」は、大きく「参加する」の英語表現に分類されますが、具体的には「何らかの行事や事柄に、他の人と一緒になって積極的に参加する」という意味をもちます。文中に「part(役割)」という言葉が用いられていることから、各々で役割を分担するイベント活動やプロジェクトへの参加時に適切な表現と言えるでしょう。

●take part inを使用した例文

和訳 英訳
彼は今大会に参加している選手の中で、最も注目されています。Of the athletes who are taking part in this competition, he gets the most attention.

後述する「join」は「参加する」という言葉そのものに最も近い意味をもつ英単語ですが、「take part in」は「join」よりもややフォーマルな口語表現です。また、「積極的に関わる」という意味合いが強い表現です。

 

1-2.participate in

「participate in」も、単純に日本語に翻訳すると「参加する」という意味ですが、具体的には「take part in」よりもフォーマルな表現となります。「take part in」と同様に活動に「積極的に関わる」という意味合いを持ちます。

●participate inを使用した例文

和訳 英訳
来週のマラソン大会、私はランナーとして、友人はボランティアとして参加する予定です。I’m going to participate in next week’s marathon race as a runner, and my friend is going to participate as a volunteer.

上記の例文のように、「as(~として)」と一緒に使うことで、単純にマラソン大会に参加したということだけでなく、「自分はランナーとして、友人はボランティアとして」など、参加するマラソン大会での役割も示すことができます。

 

1-3.join

「join」は和訳すると「加入する」で、最も一般的かつ凡庸性の高い「参加する」の英語表現となります。「take part in」や「participate in」よりもややカジュアルで、仲のよい友人を遊びに誘うとき・友人からお誘いを受けたときなどフランクに用いる表現です。

●joinを使用した例文

和訳 英訳
今晩、友人とカラオケに行くんだけど一緒にどう?I’m going out for karaoke tonight. Why don’t you join us?

また、「join」は「何らかのイベントに参加する」よりも「集まりに参加する」という意味合いのほうが強い表現となっており、その集まりがどのような内容であれ幅広く使えます。「join」の後ろには「us」「you」「team」など人やグループを表す語がよく使われます。ビジネスシーンよりも、日常会話で使用することの多い単語と言えるでしょう。

 

1-4.attend

「attend」は、和訳すると「出席する」です。大きく「参加する」の分類ですが、下記例文の通り、単純に会議やプロジェクトなど何らかの行事に「ただ出席する」場合に用いる表現となります。

●attendを使用した例文

和訳 英訳
私は明日の13時からの会議に参加する予定です。I’m going to attend a meeting from 1:00 pm tomorrow.

「participate in」は、行事に参加する過程や役割についても相手に伝えたいときに用いる表現で、「join」は行事に参加して他の人とつながりをもつといった意味合いの強い表現です。一方で、attendは「積極的な関わり」というよりも「その場にいる」という意味合いが強いことから、会議(meeting, conference)、授業(class, lecture)、セミナー(seminar)などの語句とともに使われることが多くなっています。

 

1-5.(be)engaged in

「(be)engaged in」は、和訳すると「従事している・取り組んでいる」となります。何らかのイベント行事に参加することは大前提として、そこにどのような役割や目的をもって参加するのかを伝えたいときに用いる表現です。

●(be)engaged inを使用した例文

和訳 英訳
彼女は今回のプロジェクトに、リーダーとして携わっています。She has been engaged in this project as a leader.

上記の英文例のように、「プロジェクトに参加する」ではなく「プロジェクトにリーダーとして携わっている・関わっている」という内容の文章では、「従事している・取り組んでいる」の意味合いが強い「(be)engaged in」を用います。

 

1-6.(be) on board

「(be) on board」は、和訳すると「乗船している・乗機している」になります。本来はこのような意味ですが、「~に乗っている」という表現となることから「賛成する・参加する」という意味合いをもつようになりました。「参加する」という意味での文章においては、「特別な目的をもって集まりに参加する」という意味で使われます。

●(be) on boardを使用した例文

和訳 英訳
来週の日曜日に大きなパーティーをトムの別荘でやるんだ。行くのに2時間くらいかかっちゃうんだけど、参加する?We’re having a big party at Tom’s cottage next Sunday, but it will take about two hours to get there. Are you on board?

上記例文のように、「このような背景・条件があるけど、乗る(賛成する・来る)?」といったお誘いなどでは適切な表現となります。また、「bring 人 on board」で「組織や団体、グループの一員として迎え入れる・一員になる」というケースでも用いられることを覚えておきましょう。

 

1-7.(be)present at

「(be)present at」は、和訳すると「特定の場所にいる」となります。つまり、「参加している」という状態を指す表現となりますが、必ずしも現在のみでなく、下記例文のように過去形の文章にも用いることが可能です。

●(be)present atを使用した例文

和訳 英訳
およそ40,000名が本日のイベントに参加していました。Approximately 40,000 people were present at today’s event.

過去の事について表現する場合は「attend」などの動詞の場合、「attended」と過去形にしますが、「present」は形容詞なので、be動詞を過去形「was / were」にします。また、「attend」「participate」は「参加する」という”動作”を表しますが、「(be)present at」は例文のように”状態”を表す場合に適切であることを覚えておきましょう。

 

2.「参加する」をスムーズに使い分けるには「会話の練習量」が大切!

英語のスピーキング力を高めるためには、ただテキストを眺めるだけではなく、英会話の練習・経験の積み重ねが最も重要です。しかし、練習量を積むことばかりを重視していると、間違った発音のまま身についてしまう可能性もあります。

より確実にスピーキング能力を高めたいという場合は、英会話教室に通うことも1つの選択肢です。

英会話をスムーズに行えるようにするためには、練習量はもちろん、勉強の質の高さも欠かせません。しかし、独学で質の高い勉強を継続することは決して簡単ではないでしょう。英会話教室であれば、より現実的で質の高い英会話を練習することができます。成長段階も分かりやすいため、達成感ややりがいを感じながら着実にステップアップのできる点も魅力と言えるでしょう。

 

まとめ

英語で「参加する」は、前後の文章やシーンによってさまざまな表現が存在します。表記方法によって意味も具体的に異なってくるため、「~に参加する・加入する・集まる」といった内容の文章を正確な英語で伝えられるよう、幅広い表現を理解しておきましょう。

日々の練習を継続しながら、確実にスピーキング能力を高めたいという場合は、英会話教室に通うことも1つの手です。「ECC外語学院」は、質の高い英会話を身につけられる英会話スクールです。「日常英会話コース」「パワーイングリッシュコース」など、身につけたいスキル別のコースを用意しているため、明確な目標をもって英語レッスンに取り組みたいという人はぜひお気軽にお問い合わせください。

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