2018.03.29
2018.03.29
高校生を対象とした世界最大の化学コンテスト、「Intel ISEF 2017(インテル国際学生科学技術フェア)」に日本代表として出場し、機械工学部門優秀賞2等を受賞した田渕宏太朗さん。「将来は宇宙飛行士になりたい」と語る彼の研究内容や勉強法についてインタビューしました。
中学3年生の頃から、プロペラの効率を上げる研究に取り組んでいる田渕さん。コンテストではプレゼンテーションから質疑応答に至るまで、そのすべてを英語で行わなければなりません。小学5年生の頃から外国人の方と話すレッスンを受けるようになって7年目(2018年3月時点)になるという彼ですが、最初は何を言っているのかわからない状況がよくあったと語ります。1年くらい経つと徐々に頭の中でも英語で考えることができるようになっていきました。
幼い頃から田渕さんの両親は、田渕さんの「どうして? なぜ?」といった疑問に対して、一緒に図鑑で調べたり、考えたりしてくれたと振り返る彼。そうした積み重ねが、好奇心を大切にしながら研究を続ける田渕さんの今の姿に繋がっているのです。
さまざまな国から集まってくるほかの宇宙飛行士たちとコミュニケーションをとりながら、一緒に活動していくためには、英語が堪能でなければならない、と将来を見据えて英語を学ぶ田渕さん。彼が地球を飛び出して活躍する未来が待ち遠しいですね。