2018.04.03
2018.04.03
突然ですが、あなたは英語のリスニングに自信がありますか? 多くの日本人が苦手とされているリスニング、実は「リズム」を意識することで英語が聞き取りやすくなります。
例えば「9時から5時まで」を日本語で言う場合、特に抑揚をつけずに平坦なテンポで発音しますよね。対して英語では「from nine to five」となり、この場合「nine」と「five」を強く発音します。一般的に、日本人が英語を聞き取りにくい要因のひとつはこのリズムの違い。以下の例文から、英語のリズムについて学んでみましょう。
ここでは動詞(come)と名詞(room)が強く発音されています。
また、ここでは形容詞(alone)と名詞(room)が強く発音されています。
上の2つの例からわかるように、英語では名詞や形容詞、動詞のような内容語は強く、逆に冠詞や助動詞、前置詞などの機能語は弱く発音されています。意味上重要な語は強く、長く、はっきりと、意味上さほど重要ではない語については弱く、短く、素早く発音する、このリズム感を身につけることがリスニング力向上のヒントです。
動画では、実際の発音とともに英文を紹介しているので、リスニング力をアップさせたい方はぜひ、イヤホンをつけて動画を見てみてくださいね。
本編はこちら
監修:大妻女子大学 服部孝彦先生