ビジネスで使える英語の挨拶!初対面でも失礼のない挨拶フレーズ

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ビジネスで使える英語の挨拶!初対面でも失礼のない挨拶フレーズ

海外からの来客がある企業では、英語での挨拶を求められる場合があります。特に上司や取引先とやりとりする場面では、同僚とのカジュアルな日常会話と違い、フォーマルな表現が求められるのが一般的です。海外の人とビジネスで話す可能性がある人は、臨機応変に対応できるように、ビジネスにふさわしい挨拶のパターンを準備しておきましょう。

当記事では、ビジネスシーンでの初対面の人との挨拶の仕方、海外の人と挨拶する際のポイント、シチュエーション別の挨拶のフレーズについて紹介します。

 

1.【初対面】ビジネス英語の挨拶の仕方

ビジネスシーンでは、初対面の人との顔合わせは日常茶飯事です。英語を使うビジネスで初対面の人と会う際は、5つの要素を押さえることで、失礼のないスムーズな挨拶を交わすことが可能です。

ここでは、初対面の人に英語で挨拶する方法を、例文を交えて紹介します。

 

1-1.(1)時間帯に合わせて挨拶する

まずは、初対面の人と会う時間に合わせた挨拶から始めましょう。以下は、挨拶の基本フレーズです。

おはようございます。お元気ですか。
Hello, good morning.

「morning」の部分を「afternoon」に変えれば「こんにちは」、「evening」に変えれば「こんばんは」という挨拶になります。

時間を表す表現の中で、ビジネス上の挨拶で主に使われるのは「morning」「afternoon」「evening」の3つです。時間帯によってどの挨拶をすればいいのかは日本語でも悩むところですが、英語ではそれぞれの単語を次のように使い分けます。

  • morning:午前中
  • afternoon:正午以降から18時ごろ(日没の目安)まで
  • evening:日没後の18時以降

 

1-2.(2)自分の名前や社名・部署名を伝える

相手が取引先など社外の人の場合、自分の名前の後に会社名を伝えましょう。

私は(会社名)から参りましたマツダタロウと申します。
I’m Taro Matsuda from (会社名).

相手が社内の人などで会社名を伝える必要がない場合は、名前の後に所属部署を伝えます。

私は営業部のマツダタロウと申します。
I'm Taro Matsuda from the Sales Department.

departmentは「部」を表す言葉です。部署名は「the」と「department」を省略し、「sales」と表現することもあります。

以下は、一般的な部署名に使われるフレーズの例です。部には「department」、課には「section」を後ろにつけることで、部署名・課名を表現できます。

  • 総務:General Affairs
  • 人事:Human Resources
  • 経理:Accounting
  • 法務:Legal
  • 営業:Sales
  • 技術:Manufacturing
  • 商品管理:Product Management

ただし、会社によって英語の部署名が違うことがあるため、必要に応じて確認しましょう。

 

1-3.(3)感謝の気持ちや意気込みを述べる

自己紹介に一言感謝や意気込みの気持ちを添えるとより丁寧な印象を与えられます。次のような表現を添えて、コミュニケーションを円滑に進めましょう。

お会いできて嬉しいです。
It's nice to meet you.
お目にかかれて光栄です。
It’s an honor to meet you.
一緒に仕事ができるのを楽しみにしています。
I look forward to doing business with you.

 

1-4.(4)自分の担当業務を説明する

自己紹介の際には、社名・部署だけでなく自分の担当業務も紹介します。相手に担当業務を伝えておくことで、仕事やコミュニケーションを円滑に進めることが可能です。

私は採用を担当しております。
I’m responsible for hiring.
私は企画を担当しております。
I'm in charge of planning for the annual conference.

「be responsible for」と「be in charge of」はどちらも「担当する」を表しますが、「be in charge of」には「管理」「コントロールする」というニュアンスがより強く含まれます。自分が単なる担当者であれば「be responsible for」、管理者や責任者であれば「be in charge of」と使い分けると、表現がより正確になります。

以下は、担当業務の表現の例です。

  • 営業:sales
  • マーケティング:marketing
  • 企画:planning
  • 広報:public relations
  • 受付:reception

 

1-5.(5)その日の目的や役割を伝える

挨拶の最後に、その日の自分の目的や役割を伝えると、より丁寧でビジネスの場にふさわしい挨拶となるでしょう。

本日は弊社の新製品についてご提案いたします。
Today I'd like to make a proposal about our new product.

 

2.ビジネスにおいて英語で挨拶する際のポイント

英語で挨拶を交わす際には、日本と英語圏の文化の違いを意識し、状況にふさわしい態度を取ることが大切です。英語で挨拶を交わす際に配慮すべきポイントには、以下の2点が挙げられます。

  • お辞儀より握手を重視する
    日本では挨拶の際にお辞儀をしますが、英語圏ではお辞儀ではなく握手が一般的です。しかし、新型コロナウイルスの影響により握手をする機会は減っており、「肘と肘を当てる(elbow bump)」「お辞儀をする(a bow)」「軽くうなずく(a brief nod)」「頭を傾ける(head tilt)」「胸に手を当てる(placing a hand on your heart)」などのように対応するようになっています。
  • すぐに名刺交換をしない
    海外の人が相手の場合は会ってすぐに名刺交換をせず、まずは挨拶に専念しましょう。英語圏では日本ほど名刺が重視されておらず、連絡先が書かれたカード程度の認識のため、名刺交換は会議の終わりなどでも構いません。

 

3.シチュエーション別!ビジネス英語の挨拶フレーズ

最後に、3パターンのシチュエーション別に挨拶フレーズを紹介します。どれもビジネスシーンではよくあるシチュエーションです。次の例文を参考に、スマートな挨拶を心がけましょう。

●複数回会ったことがある場合

またお会いできて嬉しいです。
I'm glad to see you again.

「meet」と「see」はどちらも人と会うことを意味します。「meet」には「初対面の人と会う」、seeには「すでに会ったことがある人と会う」というニュアンスの違いがあるため、使い分けが必要です。

●久しぶりに会う場合

お久しぶりです。
It has been a long time.

日本人がよく耳にする「Long time no see」というフレーズは、カジュアルな表現となります。

●別れの挨拶をする場合

お会いできて光栄でした。
It's a pleasure to meet you.

このフレーズは、初対面の人への別れの挨拶に使える表現です。「meet」を「see」と言い換えると、初対面以外の相手にも使うことができます。

お話しできて本当によかったです。
It has been really nice talking to you.
本日はありがとうございました。
Thank you for your time today.

 

まとめ

ビジネスの場面で海外の人に初めて会う際は、まず時間に合わせた挨拶から入り、自分の名前や社名・部署名を説明して、対面できたことに感謝の意を示しましょう。その後、自分の担当業務とともに、その日会合した目的を伝えます。お辞儀や名刺交換はせず、相手の目を見て話すことを意識してください。

また、ビジネスシーンでは相手から挨拶以上の会話を求められる可能性があります。ビジネスシーンで通用する英語力や幅広い表現方法を学習したい場合は、ECCのカウンセリング&無料体験レッスンをぜひご利用ください。ECCでは、ビジネス英会話に特化したコースを用意しており、ご自身の英語力に合わせてレッスンを受けていただけます。

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