ビジネス英語プレゼンテーション編!プレゼンの基本と使えるフレーズ

ビジネス英語プレゼンテーション編!プレゼンの基本と使えるフレーズ

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ビジネス英語プレゼンテーション編!プレゼンの基本と使えるフレーズ

グローバル化が進行する現在、会社の会議や学会発表でビジネス英語でのプレゼンテーションを急に任され、慌てる人もいるでしょう。海外の取引先や外国人上司から良い評価を獲得するために、分かりやすいビジネス英語を使用し、プレゼンテーションを行いたいと考える人も少なくありません。

当記事では、プレゼンテーションで使える実践的なビジネス英語の表現・例文を紹介します。プレゼン資料作成やプレゼン内容を決定する際のコツ・ポイントを把握し、ビジネス英語でのプレゼンテーションに対する不安を解消したい人は、ぜひ参考にしてください。

 

1.英語のプレゼンテーションの基本|日本語と違う?

英語のプレゼンテーションと日本語のプレゼンテーションでは、構成が異なります。英語では「導入・本題・締め・質疑応答」の順番でプレゼンテーションを組み立てることが一般的です。日本語同様に「起承転結」の順番でプレゼンテーションを組み立てると、聞く側は慣れない構成に戸惑い、理解度が下がる恐れがあります。

その他、英語のプレゼンテーション・日本語のプレゼンテーションの違いは、下表の通りです。

英語 日本語
  • ・「興味深い内容か」を重視し、感覚的に内容の善し悪しを判断する
  • ・その場で結論を出すこともある
  • ・情報収集目的でプレゼンテーションに参加し、真剣に内容を吟味する
  • ・内容を持ち帰り、最終的な結論を出す

また、英語のプレゼンテーションと日本語のプレゼンテーションにはそれぞれ、特有の言い回しが存在します。日本語の慣用表現を直訳し、英語のプレゼンテーションで使用すると通じないケースがあるため、注意しましょう。

 

プレゼンテーションで使えるビジネス英語フレーズ

プレゼンテーションでよく使うビジネス英語フレーズをいくつか記憶しておくと、準備をスムーズに進める際に役立ちます。

以下では、英語のプレゼンテーションにおける導入・本題・締め・質疑応答部分などで使用できる、代表的なビジネス英語フレーズを紹介します。

 

2-1.導入

英語のプレゼンテーションの導入部分には、挨拶・自己紹介・概要などを含めます。

・挨拶

Good morning(Good afternoon), everyone.
皆さん、おはようございます(こんにちは)。

・自己紹介

My name is Taro Tanaka.I work in the product development department.
商品開発部門の田中太郎です。

・概要

Today, I'm going to talk about our company’s advertising strategy.
本日のトピックは、弊社の広告戦略に関してです。

概要の後に「プレゼンテーションで何が分かるか」「今後何ができるようになるか」などを示すと聞く人を飽きさせず、関心をつなぎ止められます。

 

2-2.本題

本題部分では、概要で示した議題に関する事項を詳細に話します。複数の話題を扱うプレゼンテーションにおいては連結フレーズを使用すると、話しの展開を明確化し、聞く人のストレスを軽減できます。

・連結フレーズ

First of all(1の議題に関する説明), Next(2の議題に関する説明), Lastly(最後の議題に関する説明)
まず(1の議題に関する説明)、次に(2の議題に関する説明)、最後に(最後の議題に関する説明)

また、英語のプレゼンテーションではグラフやイラストを効果的に使用し、視覚的なアピールを行うことも大切です。下記は、グラフのデータを説明する際に使用できるフレーズです。

・グラフの説明

Please look at the bar graph.
棒グラフをご覧ください。

円グラフを示す際には上記の例文の「bar graph」を「pie chart」へ、折れ線グラフを示す際には「line chart」へと置き換えてください。

 

2-3.締め

英語のプレゼンテーションの締め部分には、結論・要約を含めます。そして、聞く人に対する感謝の言葉を伝えて、プレゼンテーションを終了しましょう。

・結論、要約

In conclusion, 〜.
結論は〜です。
To end my presentation, I wish to review the key points.
最後に、プレゼンテーションの要点をおさらいします。

・感謝の言葉

Thank you for your attention.
ご清聴、ありがとうございました。

「要約を示す」は「(内容を)おさらいする」と解釈し、「review」や「go over」を使用することが適切です。要約を伝える際にはその他、「To sum up(まとめると)」や「In summary(結論は)」などの表現も使用できます。

 

2-4.質疑応答

質疑応答の際には、十分なリスニング力とスピーキング力の両方が必要です。英会話力に不安を感じる人は想定される質問を事前に予測し、返答方法を考えておきましょう。

Do you have any questions?
質問はありますか。
That is a good question. Thank you.
良いご質問をありがとうございます。

質問が聞き取れない場合は、「Could you repeat your question?(もう一度、質問をお願いします)」と伝えます。2択の質問に回答する際にはまず、「Yes」「No」を明確に伝えてください。

 

3.英語のプレゼンテーションを成功させる4つのポイント

英語のプレゼンテーションを成功させるためには、十分な事前準備が不可欠です。当日を迎えるまでに繰り返し予行練習を行って、本番に備えてください。

英語のプレゼンテーションを成功させるための準備・練習・本番で注意を要するポイントは、以下の通りです。

 

3-1.使いやすいフレーズを選ぶ

英語のプレゼンテーションに使用するフレーズは、自分自身にとって馴染みが深いものを優先的に選択しましょう。予行練習の最中から頻繁に言い間違えるほど、馴染みの薄いフレーズを選択することは避けてください。

可能であればプレゼンテーションで頻繁に使用するフレーズを、ある程度覚えておくことがおすすめです。原稿を作成する際には知っているフレーズを意識的に使用すると、自然に口をつくレベルまで、記憶に定着させられます。

 

3-2.大きな声でゆっくりと話す

プレゼンテーション当日は落ち着いて、大きな声でゆっくりと話しましょう。ネイティブスピーカーたちに近い話し方を意識するあまり、必要以上に早口で話すと、内容が伝わりません。予行練習する際にひと通りの説明にかかる時間を計測し、話す速さの目安を掴んでください。

また、英語のプレゼンテーションの質を高めるためには強調したい場所で音量を上げて、話し方に抑揚を付ける方法もおすすめです。日本語で話す時と比較し、やや大げさに感じる程度の抑揚を付けると、プレゼンテーションの要旨が伝わりやすくなるでしょう。

 

3-3.ジェスチャーを取り入れる

英語のプレゼンテーションにジェスチャーを取り入れたり表情を工夫したりすると、信頼性が高まります。たとえば、「第1に」と示す場所で人差し指や親指を上げたり、喜怒哀楽を表情で示したりすると、聞く人の関心を引くことが可能です。

特に強調したい場所では1対1の、アイコンタクトも行いましょう。「第1の要点で1人に視線を送り、次の要点で別の1人に視線を送る」といった方法でアイコンタクトを行うと、気持ちを込めて話している印象を与えられます。

 

3-4.資料・スライドを活用する

プレゼン資料やスライドは、プレゼン内容を補助するためのツールと考えましょう。プレゼン資料・スライドを見た時に話す内容が自然と口をついて出てくるレベルを目指して、予行練習を繰り返してください。

プレゼン資料・スライドを活用する場合に内容を丸暗記し、一言一句間違えないように説明を進めることは危険です。話す人にとってのプレゼン資料・スライドは、プレゼン内容の備忘録にすぎません。プレゼン資料・スライドの詳細さは、要点を簡潔にまとめる程度にとどめてください。

 

まとめ

英語のプレゼンテーションは、導入・本題・締め・質疑応答の構成で進めることが一般的です。各パートで使えるビジネス英語フレーズを覚えるとともに十分な練習時間を確保し、本番に備えましょう。

ECC外語学院のマンツーマンレッスンでは英語のプレゼンテーションに不安を感じる人に対し、ピンポイントのアドバイス・サポートを行うことが可能です。また、ECC外語学院の英語キャリア育成コース 週末プログラムに参加すれば、英語のプレゼンテーションに自信を持って対応できる基礎力・応用力を養えます。自分に合う勉強法でグローバル人材を目指したい人はぜひ、ECC外語学院にご相談ください。


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